このページに掲載されている記事は、月刊じょうほう「オアシス」誌の記事を出版後に校正し直したものです。
ホームステッドで生まれた町
ギルバート(1)
2015年12月号s
急発展を遂げたギルバート町。隣接するチャンドラー市とともに、フェニックスの近郊都市として、大きな存在になっている。そんなギルバートの町も、ゼロからの出発をしたのは、19世紀の終わりだった。 |
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ホームステッド法
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アメリカ合衆国で1862年に制定されたホームステッド法が、ギルバートをスタートさせるものだった。この法律は、アメリカ西部の未開地の1区画(160エーカー)を無償で払い下げるもので、自営農地法と呼ばれる。つまり、未開地に人を送り、そこで農業を始めると、そこの土地がその人のものとなる、という法律で、未開地を開拓する格好な奨励方策となった。 |
ギルバートにやってきた人々 |
ホームステッド法で、アリゾナの未開地を自分のものとしようと、このギルバートの地にもやってきた人たちがいる。もちろん、土地は無名の荒れ地だった。 |
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