このページに掲載されている記事は、月刊じょうほう「オアシス」誌の記事を出版後に校正し直したものです。
大きくなるアリゾナ
2017年7月号
2008年に世界を襲った経済不況。この時、住宅市場に最大の被害を受けたのがアリゾナ州だった。そのどん底から這い上がり、大きな回復が見られる昨今となった。町のあちこちにビルや住宅の建設工事が見られ、その槌音が聞こえてくるようになった。アリゾナの人口は、確実に増えている。 今月は、この回復のアリゾナ、そしてさらに大きくなるアリゾナに目を向け、データなどを紹介する。 |
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全米第5番目の都市となったフェニックス |
本年5月の最も新しい国勢調査局の調べでは、これまで全米で6番目の人口を抱えていたフェニックス市が、5番目であったフィラデルフィア市を抜いて、ついに全米5番目の大都市になったという事実が明らかとなった。 |
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フェニックスを含むマリコパ郡 |
フェニックス市とその周辺の各都市を含む、いわばメトロ・フェニックスは、マリコパ郡に入っている。このマリコパ郡は、全米のすべての郡の中で、最も人口増加が著しい郡である。2015年から2016年の間に、1日平均222人増加してきている。 |
バッカイ市、驚異的な人口増加 |
2015年7月から2016年7月の一年間で全米トップの人口増加を示している町がある。それは、フェニックスの西側に位置する「バッカイ(Buckeye)」という町だ。ここには、無数の新興住宅が急速に広がり、次々と他州から人々が引っ越してきている。。 |
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