このページに掲載されている記事は、月刊じょうほう「オアシス」誌の記事を出版後に校正し直したものです。
未来を走るライトレール、メトロ (2)
2007年4月号
ダウンタウンに行く度にその変化が手に取るようにわかる昨今。その大きな担い手であるライトレール。車両もフェニックスに到着し始め、いよいよ稼働は対年末だ。 今月もこのライトレールを見てみよう。 |
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建設計画
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ライトレールの車両は日本製
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車両は大阪の近畿車輛株式会社の製品だ。アメリカの企業でライトレールを製造する会社は皆無だ。そこで、当然、海外からの輸入となるのだが、皮肉なことに、バイアメリカ(アメリカ製品を購入する)という法律がアメリカにある。この法律によると、たとえ海外からの車両であっても、その製造の62%はアメリカ国内で行われなければならないというものだ。 |
近畿車輛 |
アリゾナに車輛を提供する近畿車輛は、日本国内ではJR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州と取引があり、その他東京地下鉄や各地の高速鉄道の電車を製造している。また国外では、香港九広鉄道、エジプト・カイロ地下鉄、シンガポール、フィリピンなどに車輛を提供。また、アメリカでは、ダラス、マサチューセッツ、ニュージャージー、サンタクララなどに地下鉄やライトレールの車輛を送ってきた。 |
車両 |
フェニックスの車両は長さが90フィート、高さ12フィート、横幅8.5フィートで、総重量が98,000ポンド。座席は66席あり、一台で200人までの乗客を運送できる。運転寿命は30年とされている。最初の車両がフェニックスに到着したのは昨年の12月5日だった。本年末までには30台が到着する予定となっている。アリゾナの猛暑に対応すべく、大型エアコンを装置し、窓もティント処理をして、強い日光を極力遮断できるようになっている。テストドライブも間もなく始まり、ワシントン・ストリート上の44thから56thのストリートの間を空車が走り始める。 |
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