州都フェニックスってどんな町?その2
そもそもフェニックスの名前の由来は?
フェニックスとは、不死鳥の意味です。では、なぜ、この町がそんな名前なんでしょうか。何が不死鳥なのか、と周囲を見回しても、そんな鳥は飛んでいません。
これは、ある白人がこの地に来て、何かを発見しことから、この名前がつけられたのです。
まだ、19世紀の後半。フェニックス一帯は、ただの砂漠の荒野でした。当時、人間は誰も住んでなかったんです。
ある日、ジャック・スウィリングという男がフェニックスの近くに来て、広大な荒野を見ながら、ここに水を引けば農業が可能だと見た。そして、ここで彼が見つけたものが、灌漑用水路跡だった。この用水路は網の目のようによくできており、そこを流れるソルトリバーの川から水を引いていたことがわかった。一体、この場所で誰がこんな用水路を作って農業をしていたのか。それでわかったことが、この地には、昔、先住民が住んでいて、農業を営んでいたことだった。彼らが居たのは、何百年も前の話。その先住民の人々は、ある時、突然姿を消して、用水路だけが残った。この用水路を再度復活させて、農業を可能にしたのが白人たちだった。こうして、一旦死んでしまった場所が、用水路の復活で蘇ったということで、フェニックスという名が正式に付けられたんです。

僕は、この名前が大好きです。どんなに死んだようになっても復活してみせる、というような明るさと強さを感じる名前です。こちらに来て、知らなかったことが、たくさんあったんだと、思いました。