このページに掲載されている記事は、月刊じょうほう「オアシス」誌の記事を出版後に校正し直したものです。
先住民が遺した村、ベシュ・バ・ゴワ
2010年2月号
先住民の遺跡をいたる所で見ることができるアリゾナ。今月は、アリゾナの東部にあるグローブという町で発掘された遺跡、ベシュ・バ・ゴワ(Besh Ba Gowah)を訪れてみよう。 |
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金属の場所 |
ベシュ・バ・ゴワとは、アパッチ・インディアンの言葉で、「金属の場所」という意味だ。この一帯は、ホホカム・インディアンが西暦900年ごろ住んでいたことがわかっている。ホホカム・インディアンは、現在のフェニックス周辺に灌漑用 |
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遺跡の内部 |
現在、このベシュ・バ・ゴワは、グローブ市が所有・管轄しており、考古学公園として一般に公開されている。中には、博物館があり、サラドの人たちが遺した工芸品の数々が展示されている。彼らの建物は、二階建てで、壁は土と石でしっかりした構造になっている。まず気がつくのは窓がほとんどないこ とだ。二階に登るには、はしごを使う。一階は貯蔵庫のように使われ、二階が住居の役割を果たしていた。 中央には広場があり、ここでは様々な儀式が行われた。また、ここから多くの人骨が発掘されているので、死体を埋める場所であったようだ。それだけでなく、貝殻で作られた装飾品が発見されているので、ここで交易が行われ、太平洋やメキシコの海岸から多くの人たちが貝殻などを持ち込んできたのだろうと推測されている。 実際に内部を歩いたりすることができる遺跡は、めずらしいので、一見の価値はある。 |
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